【ダイエット企画】シン・いつまでもデブと思うなよ【はじめます】

画像は前の記事の使いまわし → 参考:【名著】岡田斗司夫著「いつまでもデブと思うなよ」の目次を読む【ダイエット本の決定版】


数年ほど前の話。
当時、勤めていた会社で健康診断を受けた。

いい歳して人間ドックに行ったことがないという不養生、不摂生。
好きな物を食べ、酒は飲まないもののタバコを吸い、運動せず。
良い結果が出るはずもなく、メタボに高血圧という診断。

「ほっといたら死にますよ」

とまでハッキリは言われなかったものの、概ねそのような内容の言葉を、お医者様より頂戴する。
さすがにビビって近所の内科に行き、薬をもらった。
みるみるうちに血圧が下がる。
まさに科学万能の時代ですね!

そのうち安心して薬を飲まなくなる。
また血圧が上がる。
体調が悪くなる。
薬をもらう。
薬を飲む。
血圧が下がる。
薬を飲む。
血圧が下がる。
薬を飲む。
血圧が下がらなくなる。
薬の量を増やす。
血圧が下がる。
薬を飲む。
血圧が下がらなくなる。

「ちょっと大きな病院で診てもらった方がいいかもしれませんね」

大きな病院で診てもらう。
採尿をする。
安静採血をする。
心電図をとる。
MRI撮影をする。
レントゲン撮影をする。
心臓のエコー検査をする。
無呼吸症候群の簡易検査をする。

「褐色細胞腫の可能性が考えられます」
「糖尿病と言ってもいいような状態です」
「通常より心臓が大きくなっています」
「無呼吸症候群の重症と呼べる状態です」

何度か病院へ通い、検査と、検査結果に応じて検査を重ね、いくつかの症状を指摘された。1年ほど前からタバコを止めていたことだけが明るい材料だった。

何もかもをストレスのせいにして現実から目を背け食べることだけで精神のバランスを保ってきた男の末路である。

とは言え、まだ死んでいない。
まだ生きている。

ということで、ダイエットを始めることにした。

実は、ダイエット自体はすでに開始している。最初に大きな病院へ行った日の検査で、自分の不摂生をよく理解できた。頭で理解するのと心で理解するのは違うと言うが、まさに心で理解することができたのだ。要するに、このままじゃヤバイとマジで感じたというだけの話である。

で、3月当初。
とりあえず、ダイエット開始時は95キロ。

4月末。
88キロを切って2か月で7キロの減量。

このことを主治医に報告したところ「急激にやせるのもよくない」とのお言葉を頂戴する。どないしたらええんや!

まぁ、運動せず食事制限のみで痩せるのは不健康ということだろう。わかるよ。

なので、楽しく気楽にダイエットをしていこうと思う。

本格的なダイエットは今回で2回目。

前回は半年で20キロやせた。

方法は食事制限と毎日の運動。

88キロから68キロの減量だった。

ただしその頃は20代。

現在は四十路。

今年は厄年である。

当時と同じ手段や手順で成功すると思っていない。

現状における自らの精神と肉体を考慮した結果だ。

ならば、どうするか。

とりあえず、やせることは決定している。

今回の目標は65キロ。

前回よりも減量する。

中学生の頃と同じ体重だ。

これは主要な総合格闘技団体におけるフェザー級の体重である。

1階級下のバンタムは61キロだが、どうなんだろうか。

現在、172.5センチ。

RIZINで活躍する朝倉海選手はバンタム級で172センチ。

斎藤裕選手は173センチでフェザーのウェイト。

身長だけで考えるならバンタムを目指すべきか。

だが、堀口選手や扇久保選手は170センチ未満だ。

まずはフェザー級を目指すのが現実的だろう。

まぁ、現実的な話をするなら、先にくる壁はミドル級の83キロである。

UFCで言えばイスラエル・アデサニヤ選手が有名な階級だ。

もっとも、アデサニヤ選手は193センチあるから、現実的とは言えない。

ミドル級の次はウェルター級(77キロ)だ。

その次にようやくライト級(70キロ)となる。

サトシ選手と同階級になるまで、長い道のりだ。

そこから2階級下のバンタム級を目指すのは、やはり現実的ではない。

フェザー級を目標とするのも、現実的とは言えないかもしれない。

ひとまず、無理はしない。

1年ぐらいかけてゆっくりやせる。

別に、試合に出るわけでもないし。

ましてや、格闘家でもないのだから。

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